引き違い窓はおしゃれなインテリアを目指しているならダサくなってしまう可能性があります。
マイホームで海外インテリアを目指すなら窓選びはすごーく大切です。
窓をどこに配置するか、どんな窓を選ぶかで室内インテリア・外観は変わってきます。
窓の配置がいまいちだと、のっぺりした印象のお家になってしまいます。
また採光を優先して窓を多用すると家具の配置に困ったり、インテリアが映えません。
インテリアを素敵に魅せられるかを決めるのは、窓にこだわることも大切です。
とくに日本の住宅で海外インテリアのような空間を目指すなら引き違い窓を多様しないほうがいいかもしれません。
新築の日本の家ってなんかおしゃれになりきれない。
海外住宅のようなおしゃれな家を目指すなら、窓選びはすごく大切
窓選び、配置はマイホームの印象を左右します。
あとで後悔しないために考えたほうがいいことをまとめました。
掃き出し窓はなんでダサ見えするのか デメリット5つ
①和風感がでる
掃き出し窓に多い、引き違い窓は和風建築と相性がいいです。日本の家は室内から縁側にでるなどの暮らしの名残なのかもしれませんね。洋風の住宅を目指しているのだとしたら印象がチグハグになりることがあります。実際に海外の住宅は引き違い窓は付いていません。和風の住宅を目指すなら相性はよいでしょう。
②暑くて寒くて結露する
引き違い窓は稼働のためにわずかな隙間をつくります。
そのためその隙間から冷気・暖気が入り込むため気密性が下がります。
そして冬は結露し、サッシにゴミが溜まったりカビが生えることもありますね。
掃除も大変ですし、光熱費もかさみます。
引き違い窓の側に行くと冬場は冷気を感じますよね。
冬の対策として断熱フィルムやシートを貼ったりする労力も大変ですし、シートが張ってある光景はスマートではありませんね。
カビ取りの掃除はけっこう手間がかかるよね
③出入り口はそもそも要らない。その窓から出入りしますか?
子どもが小さいうちは掃き出し窓からの出入りが確かに便利ですが、子どもが大きくなるとその必要もなくなります。
元から掃き出し窓がなければ、玄関から出入りする習慣となり、なんら問題はないかもしれませんね。
将来介護が始まったとき、掃き出し窓から出入りするでしょうか。
介護となっても掃き出し窓は段差が高く、玄関を使用し出入りしている場合がほとんどだそう。
④家の中丸見えになる
道路に面したリビングに掃き出し窓があると、歩道から家の中が丸見えです。
カーテンが開けられないという話はよく聞く話。
開かずの窓になってしまってはもったいないよね。
海外インテリアを見ると窓の景色を利用して、窓枠を額縁にみたて外の景色を絵のように素敵に取り込んで魅せていますね。
日本の住宅では家々が密集しているため、真似しようとしてもなかなか難しいのが現実です。
カーテンが開けられないなら潔く窓は付けないか、外からの視線を避けた腰高以上の窓のほうがいいかもしれませんね。
腰高以上の窓なら、基礎の分だけ家が高くなっているため、歩道からの視線がダイレクトに入ってくることはないでしょう。
⑤サッシのおしゃれ感がない
こんな窓に憧れませんか?
海外は住宅を住み継いでいくので、建具や建材が程よく使い込まれ風合いが出ています。
新築住宅はすべて傷つきにくい素材だったり、新品で真新しいものが多いですね。
新築の多い日本の住宅事情ではなかなか風合いのある窓の印象をつくるのは難しいですね。
日本で多用されている掃き出し窓というとほとんどが引き違い窓になります。
引き違い窓の多くがアルミサッシが採用されています。
インテリアの観点からアルミサッシはあまり魅力的ではないです。
すべての窓にカーテンをつけてもレース越しからアルミサッシが見えてしまうと残念ながら雰囲気が出ません。
できれば木枠や樹脂でも白や焦げ茶など自然を感じられる色合いのほうがインテリアに馴染みますね。
窓で海外インテリアに近づくポイント
①引き違い窓はつけない
海外には引き違い窓はほぼありません。
海外は玄関は玄関、窓は窓として使う生活習慣だからではないしょうか。
我が家は見た目と気密性の問題から引き違い窓は付けませんでした。
外の出入りは玄関からです。
掃き出し窓を付ける場合でも、大開口にする、ドレーキップ窓やFiX窓との引き戸の併用、Fix窓のみで開口しないなど用途や目的によって効果的に選ぶと良いですね。
②窓はつけすぎない
注文住宅を建てるなら、陽の光の降り注ぐ明るいお家がいいですよね。
海外住宅も大開口の窓がたくさんあります。
とはいえ、明り取り用に窓をつけすぎるのはオススメできません。
日本の住宅事情では窓が多いと、壁面がなくなり家具の配置に困ります。
インテリアを考えたときに壁面を残したほうが、自由に家具を配置できます。
窓を付けすぎて家具の配置に困るという話あるある。
後悔しないためにも、よく考えることが大切。
インテリア雑誌で大開口の窓がある素敵なお宅もありますよね。
再現するには外からの視線が気にならない隣家との距離や敷地の広さ、予算が十分にあれば可能です。
今の日本の住宅事情を考えるとやはり窓は付けすぎないことをオススメします。
③窓の外の景色は活かせるか考える
海外インテリアの窓の多くは外の景色を活かしていることにお気づきですか。
家と家が離れているためカーテンやレースをせず、開放的に魅せるお宅も多いです。
あえて風景を切り取るように窓を効果的に使っていることもあります。
でも実際、日本の住宅密集地では隣家が視界に入ってしまったり、景観が美しくなかったり借景は難しいケースが多いです。
視線が入りやすい場所や外の景色が見えないほうが良い場所には窓は付けないことをオススメします。
外の景観に期待できなくとも自身で植栽をしたり、緑の見える窓にすることもできます。
窓をつける場所はこんなことを考えてみてね
これを確認しながら窓を配置すれば後悔しない↓
- その窓は外の景色を取り入れられそうですか?
- 外からの視線が入りすぎませんか?
- 窓はつけすぎていないですか?
④窓枠にこだわる
窓枠にこだわりましょう。美は細部に宿ります。
木枠窓やインテリアに馴染む白、茶、黒などを選びましょう。
レース越しにも、窓枠の質感は伝わるものです。
⑤窓の高さは統一、左右対称で
家の中からみた窓を考えると同時に、窓の高さを統一すること、左右対称にすることを意識して窓を配置すると外から見ても家の外観は整います。
まとめ 窓でインテリアを格上げするコツ
掃き出し窓はダサいわけじゃない
掃き出し窓の多くを占める引き違い窓は洋風インテリア・洋風の住宅には合わせにくい
掃き出し窓はドレーキップ窓やFix窓などを採用すると見栄えがよくなる
外からの視線が気になるところには掃き出し窓はつけない
窓枠にこだわる
窓の配置は左右対称・同じ高さとする
すてきなインテリアを見ると、どんなマイホームにしようかなと夢が膨らみますね。
ただし、日本でマイホームを建てようと思うと、ハウスメーカーによっては既存の窓を使用しないと価格が割高になってしまったり、メーカーの工法によっては選びたい窓が付けられないこともあります。
事前にどんな窓が選べるのか確認しておくとよいですね。
日本ではまだまだ引き違い窓が主流ではありますが以前にくらべ既存窓もバリエーションが増えています。
用途や場所によって窓を吟味して、理想のインテリアに近づくといいですね。
こんにちは
つぃはなはHPS気質、埼玉県在住のアラサー主婦で、夫と2人の女の子のママ。購入したマンションを猛烈後悔。そしてスピード売却し、北洲の高機能住宅を建て住み替えました。このブログではHSP気質のママのいる家族の住み替え体験談やおうちを建てる情報を主に発信中。
妻は自然・お家時間大好き・感性で生きています。
夫のこうは高機能で機能性の高いくらしにこだわりあり。注文住宅購入後にFP資格取得。
私達の経験がどなたかのお役にたてたら!そんな思いでブログ立ち上げました。